人気グループ「V6」が14、15日の2日間、韓国・ソウルオリンピックホールで約7年ぶりのアジアツアーをスタートさせた。単独では初めてとなる韓国での3公演に約1万2000人の観客が集合。観客の熱狂ぶりに森田剛(30)はズボンの股間(こかん)が破れるほど興奮。3D映像や円形の板が上下する特殊ステージで現地ファンのど肝を抜いた。
想定外の事態が人気の高さを物語っていた。アンコールのラスト曲を終えても「もう1回!」コールが収まらない。「どうする?」メンバーたちは一瞬戸惑いの表情も見せたが、すぐにこの日2度目の「愛なんだ」を歌い始めた。観客約4000人と一緒に手を振りながら、声を張り上げて大合唱した。
ライブでは約2時間半にわたり、37曲を披露。何度も客席の間をゴンドラで練り歩き、ファンとのスキンシップも図った。6人は「韓国のファンは熱狂的だけど礼儀正しくてすごくやりやすかった」と声をそろえた。「みなさん最高ですね!」と大はしゃぎの森田は勢い余ってズボンの股(また)の間が破れるハプニングが発生。「one」の韓国語バージョンや「サランヘヨ(愛してる!)」のあいさつなどでファンの心をわしづかみにした。
韓国ではこれまで3度イベントライブに出演してきたが、ファンの要望に応えて2日で3公演の単独公演が実現。約100トンの機材を持ち込み、韓国初上陸の演出でも観客を驚かせた。オープニングでは観客全員に特殊メガネを配り、巨大スクリーンから6人が飛び出す3D映像で沸かせた。会場の中央には4層12面の板が上下する円形ステージを設置。複雑な視覚効果を利用した6人の動きに現地のスタッフも驚嘆した。
約7年ぶりのアジアツアーとあって気合が違う。ジャニーズでは唯一グループ全員が出来るという、トレードマークの「バック宙返り」にも約2年ぶりに挑戦。約2メートルの高さから華麗に飛び降り、リーダーの坂本昌行(38)は「先輩の東山(紀之)さんがやってる間はやめるわけにいかないでしょ」。進化を続ける6人は21、22日に台北アリーナでの台湾公演に挑む